JVC HA-A10T-Aと HA-A11T-Aの違いを比較してみました。
JVC HA-A10T-Aワイヤレスイヤホンでは音質について気にされている人が多くいたので今回のHA-A11Tワイヤレスイヤホンは音質はどうなのかについてもご説明しますね。
最近はワイヤレスイヤホンもたくさん種類があってどれにすればいいかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
本格的に在宅ワークが浸透し始め、家でもリモート会議を行ったりする機会が増えてきていると思います。
そんな時にイヤホンがないと家の音は丸聞こえ、家族の会話でリモート会議で話されている内容がうまく聞こえないなんてお困りの方もいるかと思います。
そこで本日はそんなワイヤレスイヤホン初心者でも買いやすく使いやすいオススメのJVC HA-A11Tを紹介いたします!
良くなった点悪くなった点をピックアップしてお伝えします。
小型軽量のワイヤレスイヤホンなのでランニングなどの運動をするときや、通勤通学、旅行の移動時などでも活躍すること間違いありません。
ワイヤレスイヤホンで何を買おうか迷っている方はぜひ最後までご覧くださいね!
JVC HA-A10T(2019年)ワイヤレスイヤホンはこちら


JVC HA-A11T(2021年)ワイヤレスイヤホンはこちら
では、JVC ワイヤレスイヤホン HA-A10TとJVC ワイヤレスイヤホン HA-A11Tを比較してみましょう。
JVC HA-A10T とJVC HA-A11Tの機能の違いを比較
ワイヤレスイヤホンのエントリーモデルとして販売されたJVC HA-A10Tでしたが以下の機能について後続品のJVC HA-A11Tと比較してみました。
違いは
- 再生時間
- ワイヤレス接続
- 片耳の使用
- ノイズキャンセリング機能
- 音質 高音質再生
- タッチ&トーク機能を搭載
でした。ではそれぞれみて行きましょう。(^^)/
再生時間
JVC HA-A10Tは本体と充電ケースを合わせて合計で14時間
JVC HA-A11は本体と充電ケース合わせて合計で約28時間連続再生が可能となりました。
JVC HA-A10Tと比べて2倍の時間も使用することができます。
長時間再生で言うとJVC HA-A11がおすすめですね。
外出先で頻繁に使われる方やランニングが日課という方には嬉しい改良ですね。
JVC HA-A10Tと | HA-A11T |
本体4時間 充電ケース10時間 合計14時間 | 本体 8時間 充電ケース 20時間 合計28時間 |

ワイヤレス接続
- Bluetooth Ver5.0からVer5.1へアップ
- クラスは変化なしでクラス1のまま
JVC HA-A10T | JVC HA-A11T |
Bluetooth Ver5.0 | Bluetooth Ver5.1 |
クラス1 | クラス1 |
Bluetoothのバージョンは年々機能アップしており現在は2021年Bluetooth Ver.5.2です。
バージョンが5.2に近いほど機能が充実していると考えます。
片耳の使用
片耳の使用 JVC HA-A10Tの場合
イヤホンのLだけ使用することができます。
Rだけを使うことはできません。

片耳の使用 JVC HA-A11Tの場合
右耳(R)でも左耳(L)どちらでも使用できます。

ノイズキャンセル機能
ワイヤレスイヤホンには2つのノイズキャンセリング機能のうちどちらかが搭載されています。
- cVcノイズキャセリング機能 通話をする上で相手側にノイズを伝えない非常に優秀な機能
- アクティブノイズキャンセリング 周りの雑音をかき消し、快適に音楽を楽しむ事を目的とした機能
機能を比較するための同じメーカのイヤホン( JVC HA-A50T ) を含めて説明します。
JVC HA-A10T | ノイズキャンセリング技術なし |
JVC HA-A11T | 通話をする上で相手側にノイズを伝えない非常に優秀な機能 |
JVC HA-A50T | 周りの雑音をかき消し、快適に音楽を楽しむ事を目的とした機能 |
JVC HA-A11Tには遮音を目的としたアクティブノイズキャンセリング機能ではなく、あくまで通話時相手にノイズが入らないよう防いでくれる機能なんだね!
★参考★遮音を目的としたアクティブノイズキャンセリングイヤホンはこちら👇
JCVHA-A50T


JCV HA-A50Tの口コミについてもまとめてます。合わせてご覧ください。

JVC HA-A10T(2019年)ワイヤレスイヤホンはこちら


JVC HA-A11T(2021年)ワイヤレスイヤホンはこちら
音質
音質には音声の圧縮方式によってクラス分けがされています。
JVC HA-A10T は標準クラスとされていますが、 JVC HA-A11Tはグレードアップして 高音質コーデックのQualcomm® aptX™ audio(高音域でもクリアなサウンドを実現する機能)にも対応するようになりました
それぞれ表をご覧ください。
JVC HA-A10Tの場合
対応コーデック SBC 標準の音声圧縮方式
コーデック | |
SBC | 標準的な音質 遅延がある |
AAC | SBCより高音質 SBCより遅延が少ない |
aptX | CD音源の高音質 SBC、AACより遅延が少ない |
aptXHD | ハイレゾ相当の高音質 |
aptXLL | aptXHDよりも遅延が少ない |
参考 イヤホン専門店eイヤホン
JVC HA-A11Tの場合
JVC HA-A10T には無かった高音質コーデックのQualcomm® aptX™ audio
(高音域でもクリアなサウンドを実現する機能)にも対応するようになりました。
よりパワフルでクリアなサウンドを実現しています。
コーデック | |
SBC | 標準的な音質 遅延がある |
AAC | SBCより高音質 SBCより遅延が少ない |
aptX | CD音源の高音質 SBC、AACより遅延が少ない |
aptXHD | ハイレゾ相当の高音質 |
aptXLL | aptXHDよりも遅延が少ない |
タッチ&トーク機能を搭載
イヤホンにあるボタンをワンタッチするだけで音量を下げ、マイクが外部の音を取り込みます。
買い物や咄嗟の会話が必要な場面で活躍しますね。
JVC HA-A10Tの場合
タッチ&トーク機能なし
JVC HA-A11Tの場合
タッチ&トーク機能搭載
ワンタッチで音量を下げるとともにマイクによって外音を取り込む機能を搭載。
街での利用がさらに便利になりました。
JVC HA-A10T とJVC HA-A11Tの共通機能
- ワンボタンで操作がシンプル
- 自動で電源のON/OFFやワイヤレス接続ができる、オートオン/オフ&オートコネクト機能を搭載
- 耳にしっかりとフィットする小型ボディを採用
- 防水機能
- スマートフォンの音声アシスタント機能の起動に対応
- 落下を防止するマグネット付き充電ケースを付属
ワンボタンで操作がシンプル
左右本体それぞれに搭載したワンボタンにより、再生/一時停止/曲送り/曲戻しなどの操作だけでなく、ボリューム調整も簡単に行えます。

自動で電源のON/OFFやワイヤレス接続ができる、オートオン/オフ&オートコネクト機能を搭載
一度ペアリングを完了させた端末であれば充電ケースから取り出すだけで自動でワイヤレス接続するオートコネクト機能も大変便利です。
耳にフィットする小型ボディ
写真のように耳の中にすっぽり収まる大きさです。

防水機能
保護等級・JIS規格保護の程度5級・防噴流型いかなる方向からの水の直接噴流を受けても有害な影響を受けない。水流を受けても「動作に有害な影響を受けない」だけで、内部に水が入る可能性はあることに注意。
デジタルカメラ/デジカメ関連情報
外でスポーツをしたりランニングをしたりする方には嬉しい機能ですね。汗や雨
を気にせず使用することができます。
スマートフォンの音声アシスタント機能の起動に対応

落下を防止するマグネット付き充電ケース

JVC HA-A10T(2019年)ワイヤレスイヤホンはこちら


JVC HA-A11T(2021年)ワイヤレスイヤホンはこちら
JVC HA-A11Tの音質の口コミ評価は?
音質は前モデルのJVC HA-A10Tでも高評価を得ていました。
ツイッター上での評判ではJVC HA-A11Tの音質もなかなか良さそうです!
JVC HA-A10Tはこんな人にオススメ
改善された音質や28時間の長時間再生にこだわらない方にとっては、エントリーモデルとしては前モデルのJVC HA-A10Tも価格が抑えられるためオススメですね。
JVC HA-A10T(2019年)ワイヤレスイヤホンはこちら


JVC HA-A11Tはこんな人にオススメ
JVC HA-A11Tはこんな人にオススメ
JVC HA-A11Tは現在amazonで5900円とお手頃価格で販売されています。
またここまで調べてきた結果機能性も抜群に高いことがわかりました。
こんな人にオススメですね!
- 初心者向け最初のワイヤレスイヤホンを探している方
- テレワークやリモート会議を行う方
- 通勤、通学、旅行など移動を頻繁に行う必要のある方
初心者向けワイヤレスイヤホンとして機能的にも文句なしで、何と言っても6000円を下回る価格は魅力的ですね。
JVC HA-A11T(2021年)ワイヤレスイヤホンはこちら
ワイヤレスイヤホンのしくみ おさらい
ワイヤレスイヤホンについておさらいしたい方はご覧ください。(^^)/
Bluetoothとは
ワイヤレスイヤホンとは、再生デバイスとケーブルではなく、無線で接続するイヤホンのことをいいます。
このワイヤレスイヤホンに使われているのは、Bluetooth(ブルートゥース)という近距離無線通信の規格です。
Bluetoothを使えば、オーディオ機器の無線接続はもちろんのこと、パソコンのキーボードやマウスなども接続できます。
エレコム
Bluetoothのバージョン(データ通信の効率化、接続しやすさ)
Bluetoothのバージョンは年々機能アップしており現在は2021年Bluetooth Ver.5.2です。
バージョンが5.2に近いほど機能が充実していると考えます。

Bluetoothにはバージョンの他クラスというもので区分されます。
Bluetoothのクラス (電波の最大出力や到達距離)
Bluetoothのクラスとは、電波の最大出力や到達距離を規定した名称の事。
簡潔に説明してしまうとBluetoothの通信出来る距離をクラスと言う規格で分けていると言う事ですね。
そして、クラスはBluetoothの電波が届くギリギリの距離、つまり最大通信距離によって「クラス1」、「クラス2」、「クラス3」の3つの種類に分けられています。
クラスによってそれぞれ最大出力と最大通信距離が異なるので、Bluetoothを使用する時に、通信距離が気にな
る人は必ず確認しましょう。
また、出力によっても左右されるため、同クラスであっても全て同じ通信距離にはなりません。
モノログ
コーディックとは
Bluetoothのコーデックとは、音声データを圧縮してデータ量を小さくする方式のことです。音声データは、そのままのデータだと容量が大きいため、音声データを小さく圧縮してBluetoothを通して音が出る機器へと送ります。この音声データを圧縮する方式のことをコーデックといいます。
サウンドズー
クラス1は優秀だけど周りに合わせちゃうので能力を十分発揮できてないんだね。
だから実験で100m離れたところで聞いても聞こえないって結果になる。
しかし周りのデバイス(スマホ・パソコン)などのBluetoothクラスを1~2にしておけばどちらも高性能同士、音が途切れにくくなるよ。
通信距離だけで言うとクラス1はとても優れていますが、スマホとイヤホンなどBluetoothの違うクラス同士を使う場合は最大通信距離が短い方(クラスが低い方)に合わせて接続されますので最大出力100mWが発揮されません。
しかしスマホとイヤホンをクラス1か2にしておけば音楽が途切れにくくなります。
クラス | 最大出力 | 規定される通信距離 |
クラス1 | 100mW | およそ100m |
クラス2 | 2.5mW | およそ10m程度 |
クラス3 | 1mW | およそ1m程度 |
2つのノイズキャンセリング機能について
ワイヤレスイヤホンには2つのノイズキャンセリング機能のうちどちらかが搭載されています。
- cVcノイズキャセリング機能 通話をする上で相手側にノイズを伝えない非常に優秀な機能
- アクティブノイズキャンセリング 周りの雑音をかき消し、快適に音楽を楽しむ事を目的とした機能
があります。
cVcノイズキャセリング機能とは
cVcは略称であり、正式名称は「Clear Voice Capture」といいます。こちらは音声通話時に、相手に自分の声をクリアに伝えることを目的とした、クアルコム社のソフトウェア技術のことを指します。cVcノイズキャセリング機能としては、通話をする上では非常に優秀な機能です。しかし、それをあたかも遮音を目的としたノイズキャンセリングとして売り出しているイヤホンを多数見かけるため、個人的には注意喚起していきたいです。
カジェログ
アクティブノイズキャンセリング機能とは
アクティブノイズキャンセリングは、小型マイクで集音した音と逆位相の音をぶつけることで環境雑音を取り除く機能のことで、cVcとは仕組みも対象とする音声信号も大きく異なります。
AVオーディオガシェットファイルウェブ
アクティブノイズキャンセリングは、小型マイクで集音した音と逆位相の音をぶつけることで環境雑音を取り除く機能のことで、cVcとは仕組みも対象とする音声信号も大きく異なります。
AVオーディオガシェットファイルウェブ
なるほど、cVc(Clear Voice Capture)ノイズ低減機能はあるけど、アクティイブノイズキャンセリングとは違うんだね。
JVC HA-A10T(2019年)ワイヤレスイヤホンはこちら


JVC HA-A11T(2021年)ワイヤレスイヤホンはこちら
JVC HA-A10Tと JVC HA-A11Tの仕様
最後にJVC HA-A10Tと JVC HA-A11Tの仕様を変化したところも含め追記しました。
表を見比べてください。
型名 | HA-A10T(2019年) | HA-A11T(2021年) |
型式 | ダイナミック型 | ダイナミック型 |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20,000Hz | 20Hz – 20,000Hz |
通信方式 | Bluetooth®標準規格 Ver.5.0 Power Class 1 | Bluetooth®標準規格 Ver.5.1 Power Class1 |
対応Bluetooth®プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC | SBC、Qualcomm® aptX™ audio |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 | SCMS-T方式 |
電池持続時間 | イヤホン:約4時間 充電ケース:約10時間 合計:約14時間 | イヤホン:約8時間 充電ケース:約20時間 合計:約28時間 |
充電時間 | イヤホン:約2時間 充電ケース:約3時間 | イヤホン:約2時間 充電ケース:約3時間 |
電源 | DC3.7V、内蔵リチウムポリマー充電池 | DC3.7V、内蔵リチウムポリマー充電池 |
質量 | イヤホン:約5.2g x 2個 充電ケース:約42g | 質量 イヤホン:約5.2g(片耳) x 2個 充電ケース:約46g |
付属品 | イヤーピースS,M,L各2個、 充電用USBケーブル、充電ケース | イヤーピースS,M,L 各2個、 充電用USBケーブル、充電ケース |
片耳イヤホンの使用 | Lのみできる | R、Lどちらもできる |
ノイズキャンセリング機能 | なし | cVcノイズキャンセル機能搭載 |
タッチ&トーク機能 | なし | イヤホンのボタンを押すと音量を下げ、マイクが外部の音を取り込む |
カラー | インディゴブルー ブラック ミスティグレイ ダスティピンク | インディゴブルー ブラック ホワイト トープ |
性能や再生時間に興味がない場合欲しいカラーで選択するのも良いですね!
JVC HA-A10T(2019年)ワイヤレスイヤホンはこちら


JVC HA-A11T(2021年)ワイヤレスイヤホンはこちら
JVC HA-A10Tと JVC HA-A11Tの違いを比較後音質についてまとめ
比較した結果、JVC HA-A10Tと JVC HA-A11Tは価格には差があるものの、再生時間や音質、接続性の安定性の観点から見ると、大幅にグレードアップしていることがわかりました。
JVC HA-A11Tの方が高価ではあるもののamazonでは6000円以下で購入でき、大変コストパフォーマンスが良いですね。
改善された音質や長時間再生にこだわらない方にとっては、初心者向けでは前モデルのJVC HA-A10Tも価格が抑えられるためオススメですね。
JVC HA-A11TとJVC HA-A10Tはどちらともワイヤレスイヤホンで悩む方にはぜひ一度試していただきたい商品であることがわかりました。
5月下旬の発売ということでここからレビューが増えてくればまた追記していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
JVC HA-A10T(2019年)再生14時間、音質機能(標準)はこちら👇


JVC HA-A11T(2021年)再生28時間、CD音源の高音質はこちら👇
★参考★遮音を目的としたアクティブノイズキャンセリングイヤホンはこちら👇
JCVHA-A50T


JCV HA-A50Tの口コミについてもまとめてます。合わせてご覧ください。
